高校受験の現場からお役立ち情報をお届けします!
下表は令和6年10月1日現在で実施した、「来年3月中学校卒業予定者の進路希望状況調査」の結果の一部です。
ここ数年、県北の高校の倍率は数十年前に比べると軒並み低く、特に伝統ある県北男女別学校の倍率の低さが特色です。
これは少子化はもちろん、多様化する大学入試を見越しての私立高校志願者の大幅な増加がその要因としてあげられます。
塾での進路指導をしていても、やはり志望校の決め手となる理由は「大学進学率」が最多です。
それに対し県南の最難関校は、例年いずれの高校も高倍率です。入試突破には確かな実力が求められます。
塾生の皆さん、冬期講習会も間近です!志望校合格のために、今できる最大限の努力をし、毎日知識を積み上げて、ただひたすら勉強に打ち込みましょう!
(2024/11/20)
小泉塾主催による正智深谷高校、東京成徳深谷高校、東京農業大学第三高校、本庄東高校の4校個別相談会が下表の日程で行われます。
以下は当日用意するものです。
① 北辰テストの成績表(最新のもの)
② 学校の通知表(1・2年修了時と3年1学期/前期)
③ 漢検数検英検等の合格証
④ ※公的テストの成績表 など
※深谷市、熊谷市などの自治体単位で実施される「実力テスト」
15分程度の個別面談(高校の先生、塾生、保護者による三者面談)で、上記①~④の資料をもとに、高校の先生から受験コースの助言とその合格可能性が伝えられます。
各私立高校には複数のコースがあり、特進系のコースを志望する場合、①②の基準値は、進学系のコースに比べ高くなります。
また単願受験よりも併願受験のほうが高めの基準となっています。
その他、学校別に加点評価制度がありますが、対象項目は学校により異なります。
個別相談会について不明な点等ある場合は、事前の塾での三者面談において担任に相談しておきましょう。
なお、当日の個別相談は時間が限られているので、高校についての質問等はあらかじめメモを用意しておくと良いでしょう。
(2024/10/21)
例年10月以降、多くの県内私立高校では、入試の個別相談会が実施されます。
そこでは、受験の際の具体的な希望コースやその合格可能性について、高校の先生との三者面談を行います。
以下は、個別相談時に持参する資料です。
① 北辰テストの成績表(最新のもの)
② 学校の通知表(1・2年修了時と3年1学期/前期)
③ 漢検数検英検等の合格証
④ ※公的テストの成績表 など
※深谷市、熊谷市などの自治体単位で実施される「実力テスト」
有名大学付属高校(早稲田本庄,慶應志木,立教新座)を除く県内私立高校では、学力別のコースごとに北辰偏差値と通知表(ともに国数英の3科または国数社理英の5科)の設定値があります。
そのため受験生は、各学校が主な対象とする第3回(7月)~第7回(12月)の北辰テストにおいて、各人が希望する高校の設定値を満たす必要があります。
(④の偏差値を①同様に見なす高校もあります。)
また、③の漢検数検英検等の資格、部活動、生徒会活動を対象に、偏差値や通知表の数値に加点できる制度を設けている学校もあります。
小泉塾では例年10月に三者面談による進路指導を行います。
個別相談会はどの学校も12月まで複数回実施していますから、「高校の設定値や加点による自分の数値がよくわからない。」という生徒は、塾の三者面談で担任に相談してみましょう。
また、11月には県北私立高校合同説明会を小泉塾で開催予定です。詳細は次号でお伝えします。
(2024/9/20)
公立高校入試では、以下の3つの資料の合計点で合否が決まります。
学力検査 | 国・数・社・理・英(各100点) |
調査書 |
「学習の記録(各学年の通知表の学年末評定)」 「特別活動等の記録(生徒会や部活動の実績等)」 「その他の項目(英検・漢検等の資格等)」 を得点化したもの |
その他の資料 |
「面接」や「実技検査」を得点化したもの |
選抜資料(熊谷西高校普通科の場合)
下表のように1度の入試で2段階の選抜をします。
調査書の得点は
「学力検査」:「調査書」=おおよそ6:4(第1次)、7:3(第2次)
になるように、学校ごとに異なる係数を掛けて調整しています。
熊谷西高校普通科の場合、
第1次選抜:230点×1.5=345点
第2次選抜:230点×0.94=216点
の計算式によって調査書の得点をだしています。
(係数は小数第三位を四捨五入しています。)
(2024/8/20)
下表は、令和7年度のおもな公立高校の募集人員と昨年(令和6年度入試)と一昨年(令和5年度入試)の倍率です。
例年、県南の浦和,浦和第一女子,大宮などの最難関校の人気は高く、1.3~1.5倍近くの厳しい倍率となります。
県北では、例年1.2倍を超えるような学校はほぼなく、1.1倍以下または定員割れとなる学校も少なくありません。
年にもよりますが、この倍率の低さは、ここ数年の高まる「私学志向」と無関係ではなく、事実「私立単願者」は増加傾向にあります。
また、普通科と同時に理数科などの他学科を相互に第二志望として認めている学校(大宮,熊谷西,松山など)には注意が必要です。
実際の入試では、普通科に表れている数字以上の倍率になる場合があります。
いずれにせよ今の時期、受験生にとって大事なのは一意専心勉強に励むことです。夏期講習会、頑張っていこう!
(2024/7/22)
令和6年度(令和7年度入試向け)の公立高校学校説明会が始まりました。
下表は6/20以降に予約申込可能なおもな学校の説明会日程です。
これから塾生の皆さんは夏に向けて受験勉強が本格的に始動していきます。それと同時に志望校についても考えていかなければいけません。
中には既に第一志望校を明確にしている人もいるかもしれませんが、志望校はただ単に偏差値や成績だけで決めるものではありません。
男女別学と共学の違いがあれば、普通科と専門学科の違いもあります。進学実績、部活動、文化祭・体育祭など学校ごとにその特色は様々です。これは実際にその学校を訪れ、体感しなければわかりません。
今の時期は少しでも興味を持った学校に足を運んでみることをおすすめします。(人気校では定員に達した場合は抽選となります。詳細は各学校のHPをご確認下さい。)
(2024/6/17)
<用語説明>
・学力検査問題:多くの公立高校で採用されている標準的な問題(数英)
・学校選択問題:県内22校(難関校)で採用されている応用的な問題(数英)
※国・社・理は全県共通問題
・県南校:県立浦和、浦和一女、大宮など
・県北校:熊谷、熊谷女子、熊谷西など
大問の構成と配点はこれまでと同じでした。
全体的には例年同様の難易度でしたが、平均点は昨年度よりもやや上がりました。
県南校で9割、県北校で7割~8割の出来が合格の目安です。
国語の出来が受験結果に多少なりとも影響した受験生も少なからずいました。
学力検査問題、学校選択問題ともに大問構成や配点に特に大きな変化はありませんでした。
学力検査問題は、やはり大問1の65点をいかにミスなく解けるかが重要となります。
学校選択問題は、丸暗記の知識では解けない応用力が求められています。
普段から考えて解くことが大切です。
学力検査問題の構成、配点は昨年とほぼ同様でした。
平均点は改善され上がりました。過去問等で準備してきた人には取り組みやすかったでしょう。
学校選択問題も大きな変化はありませんでしたが、長文読解のテーマが難しく、読解にかなり時間を要する印象でした。
いかに速く正答まで導き出せるかが高得点をとる最重要ポイントです。
社会は昨年に続き易化しました。
県南校では9割は必須です。逆に理科は多少難化しました。
理科の得点が合否のカギとなった人も多く、来年度に向けて対策は必須です。
(2024/5/14)
「通知表の評定」には、各教科共通した3つの観点項目があり、それぞれにA、B、Cの評価がつけられます。
Aを3点、Bを2点、Cを1点で得点化し、その合計点で1~5の評定が決まります。
評価には、定期テスト,授業態度,提出物,レポート,単元テストなどがあります。
それらをどのように評価するかは、教科や学校、担当の先生ごとにバラつきがあります。
高校入試では1年次の評定から得点化されますので、志望校に見合った通知表の評定をとることが重要となります。
(2024/4/15)
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深谷高校
深谷商業高校
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本庄第一高校
正智深谷高校
東京成徳大深谷高校
東京農業大第三高校
(画像はウィキペディアより引用)